パニック発作とは、不安がないのに突然、動悸、息苦しさ、めまい感などの身体反応がおこることです。
パニック障害の患者さんは、このような身体反応を「心臓発作で死ぬのではないか?」、「息がすえないで、窒息するのではないか」と 極端な考え方をしてしまい、いっそう不安になり、症状を悪化させてしまいます。
しかし、パニック障害の診断には、気分に異常があるか否かの確認が必須なのです。パニック障害は、必ず気分は正常でなければ、そのような診断はできないのです。
もし、気分の起伏があれば、双極性障害に伴う過呼吸の発作とか不安発作と診断しないといけないのです。
実際は、このようなケースのほうが圧倒的に多いのです。
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