おすすめ!簡単な瞑想法
効果的な瞑想状態を得るためには、以下のようなことを満たしていることが大切です。
- ・ 静かな環境
- ・ 楽な姿勢
- ・ 集中する対象があること
- ・ とらわれのない態度
静かな環境
邪魔が入らない、静かで落ち着ける環境を選ぶことが大切です。
楽な姿勢
筋肉の力が余計に入らないような、楽で安定した姿勢を取ることが大切です。
椅子に座って背筋を伸ばすような簡単な方法でもかまいません。
集中する対象
いろんな方法がありますが、呼吸を数える瞑想が一般的なので、これについて説明します。
まず、静かに目を閉じて(半眼にする方法もあります)全身の力を抜きます。
鼻の先に注意を集中しながら、鼻先から空気が入ったり出たりする感覚を静かに観察します。
呼吸の数を1から10まで数え、それが終わるとまた1から数え直します。これを繰り返します。
もし数が途中でわからなくなったら、また1から数え直すようにします。
とらわれない態度
さまざまな考えが頭に浮かんできても、気にしないで無視するように
してください。
また、リラックスした状態に達しているかなどと気にして
はいけません。
とらわれない態度で、自然にリラックスするのを待ちましょう。
1日1、2回、1回につき10分から20分間続けます。
(最初は5分程度でも結構です)
無理な目標を立てずに、目標にこだわらないようにしてください。
できれば毎日、なるべく同じ時間に規則正しく行ってください。
瞑想のおどろくべき効果
- ・ 日常のストレスを緩和でき、心身共にリラックスできる。
- ・ 認知の歪みを自然に修正でき、感情のコントロールが上手にできるようになる。 そのため、日常生活のストレスも軽減できる。認知療法をも凌駕する効果!すなわち、東洋伝統の奥深い知恵であると確信します。
- ・ 注意力を改善、高めることができる。すなわち、ADHDを改善できる。これは本当!
しかし、私は薬物に反応しないADHD(約3~4割)の方にとっては、「瞑想」がほとんど唯一の治療法ではないかとすら考えているのです。
ただし、少なくとも週4回、しかも半年以上続けなければ、いくばくかの効果すら期待できないでしょう。