簡単な瞑想法について。

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おすすめ!簡単な瞑想法

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効果的な瞑想状態を得るためには、以下のようなことを満たしていることが大切です。

  1. ・ 静かな環境
  2. ・ 楽な姿勢
  3. ・ 集中する対象があること
  4. ・ とらわれのない態度

静かな環境

 邪魔が入らない、静かで落ち着ける環境を選ぶことが大切です。

楽な姿勢

 筋肉の力が余計に入らないような、楽で安定した姿勢を取ることが大切です。
 椅子に座って背筋を伸ばすような簡単な方法でもかまいません。

集中する対象

 いろんな方法がありますが、呼吸を数える瞑想が一般的なので、これについて説明します。

 まず、静かに目を閉じて(半眼にする方法もあります)全身の力を抜きます。
 鼻の先に注意を集中しながら、鼻先から空気が入ったり出たりする感覚を静かに観察します。
 呼吸の数を1から10まで数え、それが終わるとまた1から数え直します。これを繰り返します。
 もし数が途中でわからなくなったら、また1から数え直すようにします。

とらわれない態度

 さまざまな考えが頭に浮かんできても、気にしないで無視するように
してください。 また、リラックスした状態に達しているかなどと気にして
はいけません。
 とらわれない態度で、自然にリラックスするのを待ちましょう。

 1日1、2回、1回につき10分から20分間続けます。
 (最初は5分程度でも結構です)
 無理な目標を立てずに、目標にこだわらないようにしてください。
 できれば毎日、なるべく同じ時間に規則正しく行ってください。

瞑想のおどろくべき効果

  1. ・ 日常のストレスを緩和でき、心身共にリラックスできる。
  2. ・ 認知の歪みを自然に修正でき、感情のコントロールが上手にできるようになる。 そのため、日常生活のストレスも軽減できる。認知療法をも凌駕する効果!すなわち、東洋伝統の奥深い知恵であると確信します。
  3. ・ 注意力を改善、高めることができる。すなわち、ADHDを改善できる。これは本当!
 私は中等度以上のADHDでは、薬物治療をお勧めしていますが、これはADHDの方が、苦手なことは避けたり、先延ばしにするので このようなトレーニングを長く、規則的に続けることは難しいと考えるからです。
 しかし、私は薬物に反応しないADHD(約3~4割)の方にとっては、「瞑想」がほとんど唯一の治療法ではないかとすら考えているのです。
 ただし、少なくとも週4回、しかも半年以上続けなければ、いくばくかの効果すら期待できないでしょう。

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