大人のADHDの診断について。

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注意欠陥・多動性障害(ADHD)について

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大人のADHDの治療について

大人のADHDの診断チェックリスト

⇒ 不注意の項目が5つ以上あてはまるなら、不注意型ADHD
⇒ 衝動性・多動性の項目が5つ以上あてはまるなら、衝動性・多動性型ADHD
⇒ 両項目があてはまるなら、混合型ADHDと診断されます。
その他は、大人のADHDによくみられる症状です。
参考にしてください。

不注意

1.仕事などで、ミスが目立つ。例えば書類作成で誤字、脱字、記入する場所を間違ったり、記入漏れが多い。
細部に気をつけないといけない作業や退屈な作業では、特にミスが目立つ。

2. 騒音や雑音があると、すぐに気が散り注意を持続させることが困難である。

3. やるべき仕事を先延ばしにし、仕事がたまり、期限が守れない。

4. 物事の優先順位をつけることが苦手である。例えば、仕事(家事)を順序立てて要領よくこなすことができず、仕事(家事)がたまってしまう。

5. 会話に集中して、話の筋を追うのが苦手で、話の内容を忘れやすく、しばしば他者に話を聞いていないように見えると指摘される。

6. 日常生活でもの忘れが目立つ。書類がしばしばどこにいってしまったかわからなくなったり、鍵、財布をなくしたり、約束事を忘れたりする。

7. 読書に注意を持続するのが困難である。特に関心のないことについて書かれたものを読むのを嫌ったり、他のことを考えてしまうのでしばしば再度読むことがある。

衝動性・多動性

1. 頭に浮かんだことをタイミングや状況を考えず、よくだしぬけに口走ってしまう。

2. くつろぐことに困難を感じる。常にそわそわして落ち着かない。または緊張した感じがある。

3. 気分が揺れやすく、かわりやすい。悲しくなったり、ゆううつになったり、やる気をなくしたりする期間がしばしばある。

4. 考えずに行動することがよくある。衝動買いや浪費癖がある。または、ばがげた投資行動をする。

5. 落ち着きがない。じっとしているのが苦手で、自分の机をよく離れたりする。

6. 依存症の傾向がある。アルコール依存、薬物依存、たばこ依存、ギャンブル依存、買い物依存、過食、ワーカホリック、恋愛依存など。

7. 過度の刺激をしばしば求める。たとえば、車の危険な運転、危険なスポーツなど。

その他

1. 実力を発揮できていない、目標を達成できていないという意識が強い。

2. 自尊心が低い。

3. しばしば心もとない不安感にさいなまされる。

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